


【ストーリー】
2004年夏。イラク、バグダッド郊外。アメリカ軍の爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも最も死を身近に感じながら爆弾の処理を行うスペシャリストたち。ある日も爆弾の処理を行い、退避しようとした瞬間に突如、爆弾が爆破。一人が殉職してしまう。新しい中隊のリーダーに就任したウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)は、基本的な安全対策も行なわず、まるで死に対する恐れが全くないかのように振舞う。補佐に付くJ.T.サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とオーウェン・エルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)は、いつ死ぬかもしれない緊張感、特に一瞬の判断のミスが死に直結する爆発物処理の任務のなかで、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。彼は、虚勢を張る只の命知らずなのか、それとも勇敢なプロフェッショナルなのか‥。そんな男たちの想いとは無関係に激しい戦闘行為が繰り返される日常は続き、爆弾処理の毎日が過ぎていく─。ブラボー中隊、任務明けまで、あと38日。



【キャスト】
ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、
デヴィッド・モース
【スタッフ】
監督:キャスリン・ビグロー
© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.
TOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー!

第82回アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・音響編集賞・録音賞・編集賞受賞!!
本年度アカデミー賞最有力候補!『ハート・ロッカー』 緊急公開決定!!
第67回ゴールデングローブ賞発表!『アバター』主要部門で2冠!

・渡辺千登勢 モデルバンクプロデューサーblog 『ハート・ロッカー 個人的感想・評価』

キャスリン・ビグロー その他監督作品
★ 映画感想 (2)
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渡辺 千登勢
2010.01.09 12:49:26
おすすめ度:★★★
白羽 弥仁
2010.03.29 16:23:36
縦横無尽に駆け回るHDキャメラ、というのは「スラムドッグ$ミリオネア」からの「ハヤリ」だが、本作ではこれに「望遠」ロングショットが加わる。それは米軍にとって「全く訳の分からない敵」への眼差しでもある。
私服のアメリカ人(アメリカ兵)のシーンは主人公ジェームズ軍曹(ウィリアム・レナー)が、尾行する時と、イラクから帰還した時にしか出てこない。99パセーント戦闘服を着ている事で我々は彼等の存在を認知出来る。が一方イラク人の「敵」は一切軍服を着ていない。普通の私服なのだ。誰が「敵」なのか全く判別がつかない。見えない敵と闘っているも同然なのだ。この映画、途中から緊張感よりも殺戮の日常化によって「今日もまた淡々とした地獄」に見えてしまう麻痺感に支配される。そしてそこが作り手の狙いだったと見る。